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zoom RSS 鬼こそ 常勝寺の追儺式 H27

<<   作成日時 : 2015/02/11 23:03   >>

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石龕寺慧日寺とともに山南三山の一常勝寺(天台宗)で2月11日(建国記念日)に行われる追儺式「鬼こそ」行事ですが、元々は節分の夜に行われていましたが、明治時代に制定された紀元節(…は建国記念日に改称!?)により2月11日に行われるようになったと云う。播磨・阪神地区等に見られる追儺式・鬼追い式ですが、丹波地方では唯一・常勝寺だけに残されています。
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常勝寺の鬼こそは約610年の歴史を持ち、悪玉鬼は開山の祖・法道仙人の法力により徳化された鬼たちは鬼追い(追われることは無く)ではなく、善玉鬼となってむしろ里人等を悪魔・災難から守ってくれる本来の追儺の儀式。追儺”儺(ニンベンに難)を追”…里人達の受難を追い払い護ってくれる仏の化身として親しまれています。
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白河天皇の永保3年(1083)全山焼失したが後:栗作郷(久下地区一帯)の勢力を張っていた久下城(玉巻城)主の援助もあり、槇尾山施福寺の浄意上人により再興された。久下氏は明徳の乱(1391)後も将軍義満や代々将軍から所領安堵を受けている。鬼こその歴史からは応永の乱(1399)後の頃?から始まったようだが、応仁の乱(1467)頃には久下氏も衰退していく…
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2月は柏原厄除大祭(柏原八幡神社)共に、例年雪か霙混じりの寒い日が続くが、今年(2015年)は一日違い・昨日と変わり足元を除けば風もない上天気。山門から続く365段あると云う長い石階段参道の両側に静寂・荘厳を演出していた杉古木は平成16年の台風被害により翌年には伐採・整備され趣は変わったが、左右に観音霊場石佛が並ぶ。登り始めて直ぐの珍しい?”鯖大師”石像にはいつも一寸立ち寄ってみることにしている。さて:少し時間もあり周辺を歩いてみたが、本堂の階段部や廊下や廊下周りの欄干は地域の住民の手によりベンガラで、欄干の擬宝珠も炭等で黒く塗り替えられたていた。
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回廊に向かう「四人?の鬼たち」に”竹仙人さん(常勝寺・法道仙人役の子の介添えもされていた)”が「手で触らないように…」と注意されていた程!!なので、つい最近のこと…本堂塗替えは49年ぶりとか。
現在使用されている鬼面は磯尾柏里氏の作品で三代目。一・ニ代目は町の民俗文化財に指定されています。数年前まで山南町歴史資料館に展示されていたが資料館廃館に、多くの貴重な資料が何処に保管依存されているのかは知らない。
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本堂で今年一年の国の平穏と、里人の安全息災や五穀豊穣、天台宗の経に説かれる”七難即滅・七福即生”を祈願する法要の後、五色の御幣を持つ法道仙人に扮した地区檀徒の児童を先導に、常に手で支える要のある程大きな面をつけ白い紐で縛られた4匹の鬼が法道仙人の後に従います。四匹の鬼は火・水・風・雨を表すと云われるが、これらが災厄をもたらす四つの難とはかぎらない。一番鬼(赤鬼)が燃えさかる松明を持ち、二番鬼(青鬼)が鉾・三番鬼(赤鬼)が太刀・四番鬼(青鬼)が錫杖を持つ。檀徒役員や僧等による法螺貝・太鼓・鐘・鉦等の仏具が打ち鳴らす騒々しさこそ【鼓掻】で"鬼こそ”の名の所以といわれます。
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足を踏み鳴らし本堂の回廊を一周りするが、その六方を踏む仕草が無くぎこちなくユーモラスです。法道仙人の法力で徳化された鬼たちは、鬼は外と追出されることが無いのが通例の鬼追い式(追儺式)とは異なります。最後は回廊を一周した先頭の赤鬼が手に持った松明を庭に投げ込んで終了するが、松明は1年間の「家内安全」「無病息災」の厄除けに御利益があるとされ、参拝者が競って奪いあうようにして持ち帰ります。地面も濡れており、フイナーレは:松明に殺到する元気な子供たち!!が主役。
  山里の”鯖大師” 手に持つのは若狭のヘシコかな?
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過去の”鬼こそ”レポート
 H23年   http://40437108.at.webry.info/201102/article_7.html
 H22年   http://40437108.at.webry.info/201002/article_7.html
 H19年   http://40437108.at.webry.info/200702/article_3.html

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