高見城 三ノ丸北東出曲輪? 丹波市

「丹波悠々の森」から高見城山を目指す登山コースは、亀井戸跡を過ぎ、高見城山頂の南側を捲いて石戸山方面に縦走するコースの分岐を右折すると、直ぐ愛宕社を祀る三ノ丸に着く。二ノ丸を越えて主郭の高見城山へは30m程だが、此の三ノ丸から北西・北東への二方向尾根筋にも、殆ど知られていない城砦遺構が眠っています。
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とはいえ此処から先の尾根伝いの下降は、尾根とはいえ先の見えない激降り、北西側の尾根は岩場を伝い危険な程。しかし此処には高見城本城の主郭にさえ、僅かに崩れかけた石積を見るだけですが・・、このルートをトレースされた数少ない登山者も・曲輪跡とは察知されていても石垣までは気付かれた人は更に少ない筈? 高さ1.2~2m程の石垣を廻らす曲輪が二箇所・更に下方には石積の通路が有り、風化して荒れ・しかも手懸かりの少なく滑りやすい急斜面を控えた鞍部に向かっています。
    谷詰めに屋敷跡を感じさせる広い段曲輪群と上部の尾根に堀切・土塁の曲輪が並ぶ
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鞍部を上り切ったピークにも城砦遺構の段曲輪が残り、西へ延びる細い尾根を辿れば岩稜ピーク傍にも石塁もある。北へ高度を下げながら延々続く尾根筋にも曲輪跡が点々と、萱刈坂にむけて残る。萱刈坂の直ぐ北側尾根にも鴨野城があり、此処から更に続く低丘陵にも和泉・妙見の城砦群を経て末端部には穂壷城が在って、佐治川(加古川)と柏原川の合流地点ともなるR175号に落ちる。これ等防衛線を構成する城砦群については既にレッポート済です。
      尾根北末端部にある主郭:西に露岩の切立つ展望所
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さて:三ノ丸から北東尾根へ降るコースも、斜面下方には大岩が尾根を背にした小広い1曲輪があり、傾斜を増した下方に更に一段・西側に削り残しの土塁をもつ曲輪。此処までが出曲輪!!?。 此処からは更に尾根筋も判断出来ない程傾斜を増して要注意ですが、高度を下げて傾斜も緩くなってくると山城では極く当たり前ながら、高見城では見かけなかった堀切と、切岸をもつ堀切側には低土塁を備える曲輪がある。北東隅には土留めと虎口?の石段らしい石列が埋もれながらも少し露出しています。
    土塁曲輪より堀切:緩衝帯状の曲輪西下方にも二段ばかりの平坦地あり
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東下方には居住性の高い3段ばかりの広い曲輪が並び、方形に礎石らしい石材?が散在しています。この周辺に小曲輪も在って、谷沿いに降る山道も有るようだが、そのまま東の尾根筋に向い山腹をトラバースしていくと、悠々の森からの登山コースに出ます。昨日のログの二番煎じ・・・!!?  訪城の際は下方から詰め上がって下さい・・・三ノ丸からの下降はルートミス可能性大のうえ激急斜面なので危険です。
此の曲輪群については未確認部分を調査後に報告したいと思います。先に北西曲輪群を三ノ丸出曲輪として紹介していますが、名称・呼称も未設定のままなです,屋敷跡らしい曲輪をもち、本城以上の縄張り規模の遺構を出曲輪とは呼び難い気がする。南北朝期の佐野から・室町中期頃には鴨野が城下となった後期の大手道で、釘貫(かんぬき)門は此処に至るルートが在り、此処から登山コースにある2段程の曲輪下(大手番所!!?)へ出て本城主郭に通じていたものか?。それとも佐野から西の台に至る道と同様?に、鴨野からの搦め手道だったのかも・・・

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