姫髪山城 福知山

丹波市から穴裏峠を越えて福知山市の和久川沿いのR429号線を走る。福知山市でも旧天田郡三和町方面を除き、旧天田郡夜久野町と、両天田郡に挟まれた中央部の旧福知山市に向かうのに、よく利用するルートです。R429号を市街地へと東走していると、北方に富士型の美しい山容の姫髪山が、山頂近くの「大」の字に朝陽を浴びてクッキリと見えてきます。
    大文字の火床と薪を運ぶモノレール・下方に登山口の長安寺
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毎年8月16日に行われている行事・大文字の送り火の火床で、「丹波大文字」で親しまれ旧福知山市のランドマークともなっています。姫髪山山頂へは長安寺【紅葉の名所で、麻呂子親王が大江山の鬼賊征伐の途時、戦勝祈願の為薬師如来を刻み奉祀された開基を伝えます】から登山道が、火床の上部を経て広く平坦な山頂に通じています。(現状とは異なり・最初に登った2001/9/23頃は登山道も荒れ、雑木と藪に覆われ・展望もない山上への登山者は稀?で南へ100m程の大文字の火床上に出て眺望を楽しんだ)
    姫髪山城南郭:露岩のマウンドは櫓台?と帯曲輪との切岸
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此処に姫髪山城が在ったとされていますが、山頂北方に二段ほどの平坦地形、山頂南(大文字の上に出る登山道の手前30m程から南へ下る枝尾根で、踏み跡も定かでない)すぐ下方には三段程の平坦段が有り、浅い堀切状・帯曲輪状もあり、今回は枝尾根の末端部からトレースしてみようと、長安寺南口から和久寺へ左折して大門との中間地点にある小峠!!?から向かった。
   姫髪山城北郭(主郭部):鞍部の切岸明確な曲輪段
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広い山道は目的の尾根に向かわず・直ぐ山裾を捲く様に進む(送電線巡視路か?)。踏み跡も無い藪中を尾根筋目指して登ると数基壊された円墳を見て、247mのジャンクションピークを主郭とする南郭部に着いた。二段の腰曲輪・帯曲輪の上の雑木藪・倒木の広い平坦地の中央部に大きな露岩で堅まる櫓台状のマウンドが有る。更に鞍部を越え進むと明確な切岸をみせる段曲輪が有り主郭と思える広い曲輪に着く。
  主郭北の主尾根筋:鞍部から続く段曲輪沿いの横堀?と土塁虎口か?
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此処が姫髪山城!!・・・東に長い(約30m程)平坦地、北の尾根筋には暗部に堀切・4〜5段の曲輪を積み1段は帯曲輪が西を捲く。1.5程の狭い尾根筋の片半分に土塁状・其の下は曲輪段沿いの横堀状で、土塁の先で屈曲して尾根に出る。土塁虎口に見えるが、何処からか合流した山道か?。姫髪山に向い尾根を辿ると途中の小ピーク付近にも、先に記述の山頂直下の城塞遺構を見る。京都府では埋蔵文化財等の再調査が進んでいる様なので、報告資料等を期待して待ちたい。

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