荘厳寺 西脇市

来春から始まるNHK大河ドラマの主人公:黒田(小寺)官兵衛の出生地・系図等には諸説あるようですが、ドラマ化によって北播磨の西脇市黒田庄町(旧多可郡)も其の生誕地説の一つとして少しは知られるようになってきた。”黒田の庄”は官兵衛の先祖:赤松庶流:播磨黒田氏の根本地で、心光寺旧記(姫路の古文書)等や、荘厳寺所蔵の本黒田家略系図等の資料により有力視されてきているようです。黒田城主の二男:孝隆が姫路城主小寺職隆の養子となり小寺官兵衛を名乗り、御着城主小寺氏の家老・・・秀吉の参謀となり、竹中半兵衛ともに二人の軍師:半兵衛として知られるところですが、黒田官兵衛→小寺官兵衛をドラマではどの様に描かれるのでしょう?
 伝:黒田城から黒田城を落とした石原城(中央ピーク手前:山影に手前小丘陵)を望む
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さて本黒田家略系図を所蔵する荘林山荘厳寺(真言宗高野山派)は白鳳時代・白雉年間(650-54年)法道仙人の開基を伝える観音霊場の古刹です。桃山時代末・慶長年間(1596-1615)徳禅上人が堂宇を修復し、真言宗高野山派の末寺として再興されました。
本堂のある境内には鎌倉時代前期・建久年間(1190-99)佐々木四郎高綱が造営したといわれる多宝塔【焼失により江戸時代 ・正徳元年(1711)に再建】が杉木立の中に優美な姿を整えています。
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屋根二層とも桧皮葺として県下唯一の三間多宝塔は平成12年 (2000)県の重要文化財に指定されています。鐘楼の梵鐘や境内周辺の山林一帯は、江戸時代・寛永15年(1638~)頃の姫路城主本多政勝により寄進されたもので、最盛時は本堂への参道沿いに10有余の堂宇僧坊が建ち並び隆盛を誇った様相は、広い石段の参道横に石積みが残る削平地が続く事でも窺えます。
  本道へ向かう長い石段参道・右手に堂宇跡の段曲輪が続く
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荘厳寺の駐車場右手奥から境内の苔生した石段が本堂に続き、更に白山山頂に至る山林一帯は兵庫県自然環境保全条例により、 自然環境保全地域に指定されています。
荘厳寺や 多宝塔を造立した源義経配下の武将 ・佐々木四郎高綱との関わりが有りそうですが 不明です!!…此の黒田か前坂集落から荘厳寺・白山・妙見山から 西光寺山を経て御嶽山 (540m)~清水山に至り、更に鴨川の住吉神社付近に出て三草山~朝光寺に至る 修験の道が想定出来ます。
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自然環境保全地域に指定されている荘厳寺一帯は”みどり”に包まれ、地元では知られた紅葉スポットですが、今年(2013年)はNHK大河ドラマ黒田官兵衛のPRを兼ねて、荘厳寺駐車場を会場に11月17日にはイベントが計画されていると聞いている。丹波市では円通寺岩瀧寺足利尊氏・義詮ゆかりの石龕寺も”もみじ祭り”があり、当日の観光バス・ツアー客も帰路に立ち寄るという。寺までの車道は狭いので加古川を渡った所にある町の駐車場から歩くことになりそうです。

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