黒井城の霧海

加古川(旧佐治川)沿いに氷上回廊を北上するR175号は稲継でR176号(多田バイパス道)に合流する。R175号は城山トンネルを抜けるバイパス道となり、春日町の歌道谷(うとうだに)で、JR福知山線柏原-石生駅へと並走してきた旧R176号 と合流する。
  黒井城(保月城)主郭から:中央左に野山城(直正初陣!の城)
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石生駅の南「水分れ」(日本一低い分水界)交差点を西へ流れる高谷川は柏原川に合流・さらに下流で旧佐治川に合流して現:加古川となり瀬戸内(播磨灘)に注ぎ込む…が、反対に北へ流れ出て氷上町石生から北方の春日町野山・歌道谷・石才へと北から東へ、平坦な黒井盆地内へと未だ水量も少なく川幅も狭い溝谷が、黒井城下から舞鶴若狭道春日IC付近で北へ折れ春日町多田で、篠山市側の谷中分水界・栗柄峠から福知山市六人部で土師川に流れ出る竹田川に合流する。
   石踏の段から:山門正面に赤井直正(政)公拓魂碑がたつ
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土師川は福知山市猪崎で綾部市方面からの由良川と合流する。日本一低い分水界の発する高低差の少ない流域ながら、その河川の左右を下流に向かってウネウネと低山が囲うように続く。晩秋に入ると夜間と明け方の温度差により流域の盆地を埋め尽くして早朝から霧が湧く。但馬竹田城が雲海に浮かぶ天空の城として人気独り占めの様相ですが、丹波の黒井城も雲海【丹波霧】の展望所です。
 もう1時間早ければ日ノ出が拝めたのかも…
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丹波霧の眺望絶佳なポイントは播磨側から丹波市に入って北上する加古川(佐治川)沿い氷上回廊を形作る左右の峰々に点在し、播磨側・丹波側両面を360°望める石金山や、氷上盆地に入れば高見城山や安全山・五台山、春日町の高谷山(横峰山)等は古くより知られたところ。
   其の朝日に輝く主郭の石垣
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黒井城も近年:但馬竹田城の雲海ツアーブーム?の煽りを受けてか、丹波霧の発生が期待できる日の早朝には、登ってくる人が増えてきた。上記の高谷山(横峰山)や篠山八上城は以前より元旦の初日の出詣でに山頂に立つ地元の人はいたが・・・
  黒井城から多紀アルプス(旭光下部の4山<西嶽~小金ヶ岳>)
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猪ノ口山【黒井城(保月城)】山上からは北に福知山国境の親不知や、西への尾根続に千丈寺山砦~五大山~鷹取山~五台山への尾根筋を霧の上に浮かび上がら、東方に山頂部を覗かせる多利の小富士山(明智の黒井城攻めの陣所)・高谷山・妙高山から三尾山(赤井直正の弟・幸家の城)へ、黒井盆地への南東の入口にはガンジョウジ城(横田城・秀吉の陣所とも伝えられる!!?)・手前には野山城(赤井直正初陣で八木の内藤氏を撤退させた城)等の山々が、黒井盆地を覆い尽くす霧海に浮かんで望めるのも幻想的。
   主郭から北方:霧が薄れてくれば福知山市の鬼ヶ城・烏ヶ岳も…
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此処は織田信長の「丹波攻め」総主将の明智光秀に抵抗し、最後まで悩ませ続けた丹波の赤鬼の異名で恐れられ氷上郡(丹波市)・天田郡(福知山市)・何鹿郡(綾部市)三郡を領した奥丹波の雄:赤井(荻野)直正の本拠城。多紀郡(篠山市)の八上城主:波多野英治と組んで?の「赤井の呼び込み軍法」と云われる策謀に、一次は明智光秀も命からがら栗柄峠-鼓峠を京亀岡方面に敗走させた経緯があり、甲陽軍鑑(甲斐武田氏の軍学書)には”名高き武士”として、其の筆頭に名が挙がっている人物。
黒井城(保月城):猪ノ口山…↓

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