瀧山観瀧寺Ⅰ 鉦鼓滝

先日来:福知山市の旧和久郷(和久川沿い)にお住まいの”べーさん”には山崎城今安城等にもコメントをいただいていたが、隣接する旧拝師郷榎原の瀧山観瀧寺(天田郡西国観音霊場11番札所)は元:南方の丘陵上に在った山岳寺院で、其の所在を確認した旨のレポート報告をいただいた。私的には城郭化された山岳大寺院に思え興味をもった。観瀧寺の位置を”丹波志”には滝山城の脇にあり・・・とも。
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何年も以前・丹波市境界尾根の親不知から北へ延び出す尾根上に不自然な平坦尾根部について福知山市史(丹波志からの転記!?)には記されているが、市の埋蔵文化等遺跡分布地図や調査記録等の空白地帯に中世山岳寺院の観瀧寺跡があったと。古寺院跡への探索ルートが奥榎原集落から…
 鉦鼓滝と不動尊祠
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丹波市青垣町から県道109号で穴裏峠(トンネル)を越えるとダム湖(豊富用水池)があり、そこから上流へ…と思っていたが登山口は奥榎原から東方へと山腹に入り込む林道から。榎原鉱山跡と不動堂が建つ鉦鼓滝への林道分岐点の手前にはコンクリート製の配水路が林道を跨ぐ。
  観瀧寺開基:法道仙人像
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驚くのはその用水路の両端が丘陵部を隧道で抜けている!!。小野小町伝承の今安や氾濫するが水の少ない伝承の弘法川があるだけ?の正明寺へは豊富用水池が水源と聞いていた。直接引水出来ず2-3本の尾根筋抜いて榎原谷経由で市寺・今安側へ迂回配水する施設なのかも?。
 不動堂(内裏の祀られるべき不動尊像?だが彼方此方欠けてご利益は?)
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林道は配水施設を潜った直ぐ先で別れ左の谷筋沿い直線道を進む。此の谷川が不動谷か?・観音谷か?・伝承から鉦鼓谷と呼ばれるかは知らないが…。林道終点?からの山道入口に”不動尊と鉦鼓滝”への標識がある。観瀧寺開基の法道仙人が瀧山の峰に「鉦鼓」の音を聞き谷にわけ入ると、白滝が掛かり高く険しい岩上にエノキの大木が光明を放っており鉦鼓は此処にあった…と。
   不動堂背後の鉦鼓滝!!
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2年前(2014)豪雨の爪痕を残すものか・連瀑帯側に唯一設置されている鎖場付近は特に荒れ・其の上方の平場・不動堂前付近は川床が大きく崩され刳り取られている。先ず目にする観瀧寺由緒案内板・像の両肩付近には空を飛び「空鉢仙人」とも呼ばれ翼紋様が彫られている法道仙人像を祀る祠。
 観瀧寺への急斜面上から望む鉦鼓滝・不動堂と鎖場(右下の連瀑帯)
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其の谷正面奥・滝を背にして不動堂が建ち拝所横には頭部が欠けているため、汎ゆる魔や迷いを調伏すべく・怒りの形相を浮かべる不動明王の尊顔を拝することは出来ない。右手から腰の辺りまでも欠けているため煩悩や因縁を断ち切る三鈷の剣も確認できないが、左手には羂索(悪を縛り・煩悩から抜け出せない人々を救いだす)縄を持つ。
 旧観瀧寺本堂跡か?最高所曲輪から山腹を捲くと水場(滝場)に出る
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不動堂背後の滝が案内板にある鉦鼓滝なのでしょうが・更に谷上方にも同規模の滝が掛かる。此の不動堂・鉦鼓滝の上方に今日目的地の旧観瀧寺跡がある。



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