天ヶ岳城(仮称) 丹波市

北近畿舞鶴若狭自動車道春日ICを出た「道の駅 丹波おばあちゃんの里」から七日市交差点を右折して県道138号に出る。東の集落内には夢の里やながわ本店車道を挟んでゆめの樹野上野食道。シャクナゲや藤棚でも知られるようになった桂谷寺背山には桂谷寺裏城館がある。
  天ヶ岳城(仮称)の土橋付き堀切と主曲輪部
IMG_8665.JPG
さて此れより向かうのは日ヶ奥渓谷入口付近。正面に丹波ノ富士小富士城を望む小多利の阿陀岡神社付近から東方に自動車道が抜ける日ヶ奥トンネル高架下に出るルートが判れば良いのだが、集落内が分かり難そうなので、138号から自動車道の併走する林道然とした車道を採って、日ヶ奥渓谷への入口・高架下を抜け出た所の貯水池畔の空地に車をデポする。
長谷山館から望む天ヶ岳(最高ピーク)
IMG_8637.JPG
目的の天ヶ岳は市島町喜多地区からは大きな山容が望まれたが、此処からは前衛峰の陰で見えない。事前に城砦遺構探しで市島町南地区からの尾根伝い・城砦遺構を見ないまま辿り着いた尾根筋に「梶原区」の境界標柱をみて、天ヶ岳城を発見した次第。今回も登口を日ヶ奥池先端部付近からの尾根筋を狙うが…国土地理院地図の破線が見当たらない…。
 日ヶ奥池最奥からスタート予定!
IMG_8686.JPG
少し戻った所から登り口に当たりを付けて取付いたが、激急登に継ぐ急登でオマケに藪。やっと丹波市春日町と市島町北・南・の町界尾根上にあり尾根筋に出ると程なくして天ヶ岳4等三角点を過ぎ前回見た「梶原区」の境界標柱。緩斜面を100mばかり:下り・上りの先に城砦遺構の堀切と2-3段の曲輪群が並ぶ。
  天ヶ岳三角点近く:尾根筋の先に城趾堀切が…
IMG_8695.JPG
氷上町にも山名は知られないがの向山連山:四の山が「天ヶ嶽」で黒井城砦群の一つだったが明智方向城になったと思われる砦がある。此の天ヶ岳城(仮称)も近く:畑山城館・矢谷城館・美和砦(仮称)…等第一次黒井城合戦頃のもの!?、第二次黒井城合戦で黒井城の正対する天ヶ嶽砦以前小富士城を陣城とした明智方の向城の一つと考えます。  天ヶ岳城(仮称)曲輪群内に祀られる役行者像
IMG_8699.JPG
日ヶ奥池からは県道541号塚原に出て北奥や神池寺に、また日ヶ奥渓谷からも神池寺・妙高山へ山道が通じている。元弘年間(1331~1334)大塔宮(護良親王)が挙兵して六波羅を攻めたが敗退・此処に籠城した際・堂宇の殆どを兵火に焼亡したという。妙高山からも天ヶ岳へは尾根続き「丹波比叡」神池寺は法道仙人(空鉢仙人)開基を伝え、天台宗の回峰行のコースだったか…?。播磨・丹波に多い役行者=法道仙人なのかも…!!
  法衣の翅・一本歯の高下駄・頭巾…「厳つい」想像していたが穏やかな表情
IMG_8690.JPG
土橋付き堀切から削平の綺麗な曲輪が2-3段が主郭か?。西へ50m程の緩斜面の先に12-3m四方の削平段があり、三方を板石で囲った手造り石龕のなかに役行者像が収まる。山名が示す雨乞いの山だったか!。20mほど下方:自然地形か小曲輪切岸下部には北斜面に落ちる竪堀状?が一本。さらに20m程下にも埋れかけた浅い土橋付き堀切状がある。
   行者像曲輪下切岸側に竪土塁・片堀切!?
IMG_8692.JPG
此より40m程先が比較的緩斜面だった尾根筋西端。樹間に春日小富士も近いが西方に黒井城の姿も見える。辿ってきた東尾根筋以外は激急斜面・谷筋か尾根筋かも判断出来ない襞に沿う下降。今回は役行者像西下から南への下降点を見つけ「日ヶ奥池」堰堤下に戻ったが、前回は役行者像下を北の市島町南・喜多方面へズリ落ちるような激斜面を下って、地図上の舞鶴若狭自動車道の車幅拡張で削られた山肌を見せる南山麓に降り最明寺南ノ砦(仮称)を見つけた…次のブログにUP。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント